2026年3月13日〜15日、メキシコシティのWorld Trade Center (WTC)で開催された**「La Mole Convention(ラ・モレ)」に行ってきました。 今回は記念すべき30周年(Aniversario)**。もともと国内最大級のコミコンとして知られるイベントですが、節目の年ということもあり、規模・来場者数・熱気すべてが圧倒的でした。

La Mole Conventionとは?|メキシコ版コミコンの代表格
「La Mole Convention」は、コミック・アニメ・映画・ゲームなど、ポップカルチャー全般を扱うメキシコ最大級のイベントです。
- 歴史: 1990年代後半にスタートした老舗
- 開催: 年2回(春・秋)の定期開催
- 特徴: 国内外からトップクリエイターやファンが集結もともとはアメコミ中心でしたが、近年は日本アニメの存在感が急拡大。「ラテンアメリカにおけるオタク文化の交差点」として進化を続けています。

なぜ今こんなに人気?|ストリーミング時代の追い風
近年の人気拡大の背景には、NetflixやCrunchyrollなどの普及があります。これにより最新作がほぼリアルタイムで視聴可能になり、ファンダムが一気に拡大しました。

会場で見かけたハイクオリティな『チェンソーマン』のコスプレイヤー。最新作への反応の早さはストリーミング普及の影響を強く感じさる。
『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』といった最新作のコスプレイヤーが大量出現する一方で、『ドラゴンボール』や『聖闘士星矢』のように、昔から地上波で愛されている作品の人気も健在。“世代を超えた日本アニメ文化”が会場全体を包んでいました。
【現地レポ】1階はまるで秋葉原|日本アニメの熱狂空間
会場の中心となる1階は、まさに**“メキシコ版・秋葉原”**。
まず目に飛び込んでくるのは、日本の漫画・グッズショップの数々です。

スペイン語版の『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』などの名作漫画。新旧問わず幅広いジャンルが揃っています。

比較的新しい『ブルーロック』も店頭に。
さらに、ポケモンカード売り場、ガンプラ、ガチャポンエリアなど、“日本のオタク文化のフルセット”が完璧に揃っています。

ずらりと並んだガンプラに見入るファンたち。メキシコでもプラモデル文化が。

日本でもおなじみの「GASHAPON」エリア。ここだけ見ると日本にいるかのよう。

ポケモンカードも販売されていた。

キャラクターTシャツのコーナー。メキシコではこのようなシャツを着ている人が本当に多い。

フィギアもメキシコでは大人気。
ポケモンカードバトルの熱気
特に印象的だったのが、大規模なポケモンカードバトルスペース。
非常に広い対戦エリアが確保されており、真剣勝負を繰り広げるプレイヤーで溢れていました。対戦待ちの列ができるほどの人気ぶりで、メキシコにおけるポケカコミュニティの層の厚さを実感しました。

圧巻の展示&日本企業の存在感
ファンなら確実にテンションが上がるフォトスポットも充実しています。

黄金に輝く『聖闘士星矢』の等身大オブジェ。メキシコでの圧倒的な人気を物語っている。

『ONE PIECE』ルフィの巨大フィギュア展示。ワンピースはメキシコでも大人気。
また、マルちゃんやぺんてるといった日本企業も大規模ブースを出展。単なるスポンサーではなく、現地の生活や文化に溶け込んだ“日本文化の担い手”として、大きな存在感を放っていました。

ぺんてるのブースでは、巨大な塗り絵に多くの人が参加。子供から大人まで楽しんでいた。
3階はコミケ空間|クリエイターの熱気がすごい
3階に上がると雰囲気は一変。ここはまさに**“メキシコ版コミケ”**です。
同人誌やオリジナルグッズ、イラスト作品など、個人クリエイターによるブースが並びます。

作者がブースで自身の作品を販売している。

多種多様なアイテムが販売されており、見るだけでも楽しめる。
奥には本格コスプレイヤーとの撮影エリアもあり、会場全体が「消費」だけでなく「創作と表現」の場になっていました。

本格的なコスプレイヤーは自身のブースを構えている。

会場内の熱気は最高潮。
会場の雰囲気|アニメ愛に包まれた3日間
来場者層は、本格的なコスプレイヤーから家族連れ、若いカップルまで多岐にわたります。
特に強く感じたのは、**「日本アニメが“輸入文化”ではなく、完全にメキシコの生活に溶け込んでいる」**ということ。日本から遠く離れた地で、これほどまでに日本のポップカルチャーが愛されている現在地を体感できるのは、非常に貴重な体験でした。

『僕のヒーローアカデミア』の麗らかお茶子。

『毀滅の刃』の鋼鐵塚蛍。

『呪術廻戦』の夏油傑。
基本情報まとめ
| 項目 | 内容 |
| イベント名 | La Mole Convention |
| 開催日 | 2026年3月13日〜15日 |
| 場所 | World Trade Center Mexico City |
| 入場料 | 約700ペソ〜(1日券)/ 1,500ペソ(3日券) |
| アクセス | メトロブス「Poliforum」駅すぐ |
| 所要時間 | 2〜4時間以上(展示・対戦・買い物を含めると1日中楽しめます) |
まとめ|日本アニメの“世界的広がり”を体感できる場所
La Mole Conventionは単なるイベントではなく、日本アニメが世界でどれだけ愛されているかを実感できる祭典でした。30周年を迎え、その熱狂はさらに加速しています。
年2回開催されているので、メキシコ滞在中にタイミングが合えば、ぜひ一度足を運んでみてください。







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