メキシコ・中央高原に位置する、カラフルな街並みが美しい世界遺産の街、グアナファト。
かつて銀山で栄えたこの街には、その歴史背景から生まれた独自の食文化が息づいています。
今回ご紹介するのは、旧市街の路地裏に佇む「LOS HUACALES(ロス・ウアカレス)」。落ち着いた空間で本格的なメキシコ郷土料理を楽しめる、ブログ筆者イチオシの名店です。

1. 路地裏に佇む、温かみのあるモダンな空間
店はグアナファト歴史地区の伝統的な石造りの建物の中にあります。オレンジ色の壁に映えるタイルの看板と、入り口の黒板が目印です。
店内に入ると、まず目を引くのが高い天井と開放感のある造り。メキシコらしいカラフルな編み込み椅子が並び、派手すぎず居心地の良い空間です。

オレンジ色の壁と石造りの質感が美しい。店頭には本日のおすすめセット(Paquete)が掲示されている。

壁には店名の由来である「Huacal(木箱)」が飾られ、モダンな雰囲気。観光地の中心にありながら、ゆったりと食事が楽しめる。
2. 「LOS HUACALES」のメニューと魅力
メニューは、カッティングボードに綴じられたお洒落なスタイル。
「Especialidades(スペシャリテ)」には、グアナファト周辺で親しまれている伝統料理が並びます。
- Enchiladas Mineras:グアナファト名物「鉱夫風エンチラーダス」
- Chile Relleno:大きな唐辛子のチーズ詰め揚げ
- Molcajete:石鉢で提供される豪快な肉料理

郷土料理が100〜260ペソ(約900円〜2,300円)と、非常に良心的な価格設定。※2026/4現在。
料理を待つ間には、サービスとして「トトポス(チップス)」と2種類のサルサが提供されます。ホーローのカップに入れられたスタイルが、どこか懐かしくもモダンです。

爽やかなグリーンのサルサと、コクのあるレッドサルサ。
3. 実食レポート:グアナファトの「魂」を味わう
① 鉱夫のエネルギー源「Enchiladas Mineras」
まず注文したのは、この街を代表する郷土料理「Enchiladas Mineras(エンチラーダス・ミネラス)」。
- 味の特徴: トルティーヤにチーズを包み、赤唐辛子のソースを絡めて焼いています。
- トッピング: サイコロ状のジャガイモ、ニンジン、たっぷりのチーズとクリーム。
- 感想: 見た目は赤くて辛そうですが、実際は旨味が強くまろやか。ボリューム満点ながら、野菜の食感がアクセントになり最後まで飽きずにいただけます。

② 三色の芸術「Especial Huacales(モレ食べ比べ)」
もう一品は、3種類のモレソースを一度に楽しめる贅沢な一皿です。
- 黒(Negro): カカオの深いコクとナッツの香ばしさ。
- 緑(Verde): パンプキンシードやハーブを使った爽やかな味。
- 赤(Rojo): スパイスが効いた、バランスの良い定番の味。
モレは「甘くて重い」というイメージを持たれがちですが、こちらのモレはどれも素材の味が活きていて、非常に食べやすい仕上がりでした。

4. レストラン基本情報
| 項目 | 内容 |
| 店名 | LOS HUACALES(ロス・ウアカレス) |
| ジャンル | メキシコ郷土料理 |
| アクセス | グアナファト旧市街(歴史地区内)。 フアレス通り(Av. Juárez)から路地を入ってすぐ。ウニオン庭園(Jardín Unión)から徒歩約5分。 |
| 価格帯 | 約100〜260ペソ |
| 雰囲気 | 清潔感があり、一人旅でも入りやすい落ち着いた空間 |
まとめ
「LOS HUACALES」は、グアナファトの歴史を食を通じて体感できる素晴らしい一軒でした。
- 郷土料理のクオリティが高い:名物料理がしっかり味わえる
- 視覚的にも楽しめる:丁寧な盛り付けでブログ映えも抜群
- 安心の価格設定:観光地価格すぎず、納得の満足度
カラフルなグアナファトの街を歩き疲れたら、ぜひこの路地裏の名店で、メキシコ料理の奥深さに浸ってみてください。







コメント