【チアパス遺跡】秘境!ヤシュチラン&ボナンパックへの行き方完全ガイド|パレンケを拠点にツアー参加がおすすめ

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メキシコ、チアパス州の深いジャングルに眠る、マヤ文明の秘境遺跡、ヤシュチラン(Yaxchilán)ボナンパック(Bonampak)。その圧倒的な存在感と、周囲を囲む自然の美しさは、訪れる者を魅了して止みません。しかし、これらの遺跡は公共交通機関だけを利用して個人で訪れるのは非常に困難。最も現実的で、かつおすすめなのが、パレンケを拠点にツアーへ参加する方法です。

ここでは、実際に私が利用したルートをベースに、パレンケの街並みやツアー選びのこつも交えて解説します。

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目次

STEP1. メキシコシティからパレンケへ移動

まずは、メキシコシティからパレンケへの移動です。直接パレンケへ向かうバスもありますが、時間がかかりすぎるため、ヴィジャエルモサ(Villahermosa)を経由する空路+陸路のルートが一般的です。

まずはヴィジャエルモサ空港へ

メキシコシティからヴィジャエルモサまでは飛行機で約1時間半〜40分。エアロメヒコ(Aeroméxico)、Viva Aerobus、Volarisなど、多くの航空会社が運航しており、予算やスケジュールに合わせて選ぶことができます。

ヴィジャエルモサ空港の規模は小さいが、メキシコシティからの便は豊富にある。

ADOバスでパレンケへ

ヴィジャエルモサ空港に到着したら、パレンケへの移動にはADOバスを利用します。空港内のADOカウンターは、到着ロビーからすぐ。赤い「ADO」のロゴが目印です。

ヴィジャエルモサ空港のADOカウンター

ADOバスのチケットは、空港のカウンターでも購入できますが、公式アプリでの事前予約がスムーズでおすすめ。

予約時には、フライトの到着時間に合わせて最適な便を選びましょう。座席指定も可能です。この区間は大型バスではなく、中型のバンタイプが使用されることが多く、荷物スペースも確保されています。パレンケまでは、バスで約2時間。快適な移動が可能です。

出発地に「Aeropuerto Villahermosa」、目的地に「Palenque, Chis. (Todas las terminales)」と入力。

ADO公式アプリの座席指定画面。便数も豊富。※2026年6月時点で値段は350MXN、タクシーよりも格安で移動できる。

座席指定もアプリで完結できる。中型バンなので、一人旅なら足を延ばせる最前列がおすすめ。

ヴィジャエルモサ空港からパレンケへ向かう中型バンタイプのADOバス

STEP2. パレンケでホテルにチェックイン

パレンケのバスターミナルは、街の中心部からすぐの便利な場所にあります。ターミナルを降りて、そのまま徒歩で予約していたホテルへ向かいました。

パレンケのADOバスターミナル。街の中心部まで徒歩圏内。

ホテルエリアには、おしゃれなレストランやホテル並んでいる。

パレンケの街並み散策

パレンケの街はコンパクトながら、旅行者向けのレストランやカフェ、お土産店などが並び、活気があります。一方で、少し歩けば地元の人々で賑わうローカルな屋台街や食堂もあり、散策するだけでも十分に楽しめます。

街の中心部には多くの旅行会社があり、翌日以降のツアー情報を収集できます。私が滞在した限りでは、夜遅い時間の一人歩きなど、基本的な防犯対策をしていれば治安は落ち着いている印象でした。

パレンケのメインストリート。お土産店やレストランが並ぶ。

パレンケのタコス屋さん。ホテルゾーンよりも手ごろに食事をとれる場所も多い。

STEP3. ヤシュチラン&ボナンペックツアーに参加する

ヤシュチランとボナンペックは、パレンケからさらに数時間かけてジャングルの奥深くへと移動する必要があります。途中でバスを乗り継ぎ、さらにウスマシンタ川をボートで渡るため、ツアーへの参加はほぼ必須と考えてよいでしょう。

ツアー会社選びのこつ

パレンケ市内には、驚くほど多くのツアー会社が並んでいます。翌日以降のツアーを現地で予約する旅行者も少なくありません。どの会社も扱っているツアー内容は大きく違いませんが、以下の点に注目して選ぶのがこつです。

  1. ガイドの言語: 英語ガイドがいるか、スペイン語ガイドのみか。
  2. 料金: 会社によって微妙に異なります。現地で直接交渉すれば安くなることもありますが、時間がない場合は事前予約が安心です。
  3. 口コミ: Google Mapsなどで各会社の口コミを確認しましょう。

バスターミナルの横にあるツアー会社。言語は英語かスペイン語に限定されることが多い。

事前予約なら「Apasionado X Chiapas」がおすすめ

現地での予約が不安な方や、時間を有効に使いたい方は、出発する前にインターネットで事前予約をしておくと安心です。私が利用したのは、「Apasionado X Chiapas」というツアー会社です。

Apasionado X Chiapasの公式ウェブサイト。ツアー情報が充実している。

この会社はWhatsAppで気軽にやり取りができ、非常に親切に対応してくれました。さらに、私が確認した限りでは、現地で申し込むよりも安い料金で予約できたため、費用面でもメリットがありました。旅行日程が決まっている方は、事前に予約しておくと安心して旅を楽しめるでしょう。

WhatsAppでのやり取りから、ツアーに簡単に申し込むことができた。
※価格は、2026/5時点で1,650MXN/人。

ヤシュチラン&ボナンパック日帰りツアーの一般的な流れ(実体験)

ここからは、私が実際に体験したツアーの当日のタイムラインをご紹介します。ジャングルの奥地へ向かうため、朝から夜まで丸一日がかりのタフな行程ですが、秘境感たっぷりの大満足なスケジュールです。

・05:30 | ホテル集合・出発
まだ外が暗い早朝、ミニバンがホテルまで迎えに来てツアーがスタート。ここから一気に山道を進みます。

・07:10 – 07:45 | 朝食タイム
山道を約1時間半ほど走ったところで、ツアーに含まれている朝食会場(ローカルな食堂)に到着。ここで一息つきます。

・07:45 – 09:30 | 再び車で移動
朝食を終えたら、さらに車で山道の奥深くへと進んでいきます。

・09:45 | トイレ休憩
ボート乗り場の手前で、最後のトイレ休憩を取ります。

・09:50 – 10:30 | ボートでウスマシンタ川を移動
いよいよボート乗り場へ移動し、船に乗り換えます。グアテマラとの国境でもあるウスマシンタ川をボートで約40分間進む、大迫力の移動です!

・10:30 – 12:10 | ヤシュチラン遺跡に見学・到着
ジャングルに囲まれたヤシュチラン遺跡に到着。約1時間40分ほど、神秘的な遺跡群をじっくり見学します。

・12:20 – 13:00 | ボートで移動して戻る
再びボートに乗り、約40分かけて元のボート乗り場まで戻ります。

・13:10 – 14:10 | 昼食
車で10分ほど移動し、お待ちかねの昼食タイム。しっかりエネルギーを補給します。

・14:10 – 14:30 | 更に車で移動
昼食後、さらに車を走らせてボナンパック遺跡のエリアを目指します。

・14:30 – 15:00 | 小型車に乗り換えて移動
ここからは環境保護・コミュニティ保護の観点から、地元のラカンドン族が運転する小型車に乗り換えて、遺跡の目の前まで移動します。

・15:00 – 16:00 | ボナンパック遺跡見学
鮮やかな壁画で有名なボナンパック遺跡を見学。約1時間、コンパクトながら見どころの詰まった遺跡を堪能します。

・16:10 – 18:50 | 車で帰路へ
16:10から20分ほど小型車で戻り、16:30から元のミニバンに乗り換えてパレンケへの長い家路につきます。

・19:00すぎ | ホテル到着
お疲れ様でした! 凡そ19:00を過ぎた頃にパレンケのホテルへ無事帰還となります。

参加する前の知っておくべき注意点

実際に参加してみて「これは事前に知っておいた方がいい!」と感じたポイントを3つにまとめました。

⚠️ ツアー参加時の注意点

  • 車酔い・運転への心構え 道中の山道はかなりの悪路な上、運転手がかなり荒いスピードで飛ばすことが多いので、正直ちょっと怖いです(運転手によるかもしれませんが、安全運転の人の場合はホテルの到着がさらに遅くなる可能性があります)。心配な方は事前に酔い止めを飲んでおくことを強くおすすめします。
  • 通信環境は完全に「圏外」 パレンケの街を出て山道に入ると、道中はWi-Fiやモバイル電波(4G/5G)が一斉に繋がらなくなります。連絡やマップ確認はできないものと思って、オフラインで過ごす準備をしていきましょう。
  • 暑さと「虫」への対策は必須 ジャングルの奥深くにある遺跡のため、とにかく蒸し暑く、そして蚊などの虫が非常に多いです。長袖・長ズボンを着用するか、強力な虫除けスプレー、汗拭きシートや水分を多めに持参して万全の体制で挑んでください。

ヤシュチランとボナンパック、そしてパレンケ。チアパス州の深いジャングルに眠るマヤ文明の軌跡を訪ねる旅は、忘れられない経験になるはずです。ぜひ、この記事を参考に、パレンケを拠点とした充実した秘境ツアーを計画してみてください。

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