【観光】ソカロ周辺の名建築「青いタイルの家」と日本人の知られざる歴史

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メキシコシティの歴史地区、歩行者天国のマデロ通りをソカロからラティノアメリカーナ・タワーの方へ歩いていくと、突如として眩いばかりの青と白のタイルに覆われた建物が現れます。

その名も、「青いタイルの家(Casa de los Azulejos)」

18世紀後半に建てられたこの宮殿は、現在はレストラン「サンボーン(Sanborns)」として親しまれていますが、実はここ、私たち日本人にとって非常に重要な歴史が刻まれている場所なのです。


目次

1. 職人技が光る「タラベラ焼き」の装飾

この建物の最大の特徴は、外壁を埋め尽くす美しいタラベラ焼きのタイルです。スペインのタイル技術とメキシコの先住民族の感性が融合して生まれたこのタイルは、一枚一枚が職人の手作業によるもの。

かつてこの宮殿に住んでいたオリサバ伯爵家の放蕩息子が、父親から「お前はタイルの家を建てることすらできない(一人前になれない)」と叱咤されたことに発奮し、全面にタイルを貼り巡らせたというユニークな伝説も残っています。


2. 日本とメキシコをつなぐ「記憶の場所」

実はこの場所は、
日本人とメキシコの関係史においても象徴的な場所として語られています。

  • 支倉常長との縁: はるか昔の1614年、伊達政宗の命を受けた慶長遣欧使節団の支倉常長がメキシコを訪れた際、この敷地内にあった建物に滞在したという記録が残っています。

この一帯には、
彼が滞在・活動したとされる建物があったという伝承もあり、400年以上前からこの場所が日本と縁を持っていたと考えると、感慨深いものがあります。


3. 歴史地区散策とあわせて楽しむ

「青いタイルの家」は
ソカロ(憲法広場)から徒歩約10分というアクセスしやすい場所にあります。

  • おすすめルート: ソカロで巨大国旗とカテドラルを見学 → マデロ通りを散策 → 青いタイルの家で休憩・ランチ。

5. アクセスと治安のポイント

  • アクセス: 地下鉄2号線の**「Bellas Artes」駅または「Allende」駅**から徒歩5分ほど。ソカロ周辺からは、マデロ通りを真っ直ぐ歩くだけなので迷うことはありません。
  • タクシー移動: ソカロ周辺は一方通行が多く、車が入りにくい場所もあります。少し離れた場所から向かう場合は、タクシーやUberで「Palacio de Bellas Artes(ベジャス・アルテス宮殿)」付近で降りてから歩くのが最も効率的です。
  • 治安: 観光客が非常に多いエリアなので日中は安全ですが、裏路地に入り込むのは避け、スリには十分に注意しましょう。

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