グアナファト観光で「絶対に外せないスポット」のひとつが、街の中心に堂々と佇むフアレス劇場です。外観の荘厳さにまず圧倒されますが、一歩中に入るとそこはまさに別世界。
息をのむほど美しいシャンデリアや装飾が広がり、「これ本当に劇場?」と思うほどの豪華さです。この記事では、フアレス劇場の歴史・見どころ・見学方法まで、写真と共に詳しく解説します。

フアレス劇場の歴史|約30年かけて完成した壮大な建築
フアレス劇場の建設が始まったのは1873年。完成したのは1903年と、実に30年もの歳月をかけて造られました。当時のメキシコは、時の大統領ポルフィリオ・ディアスの下でヨーロッパ文化の影響を強く受けており、この劇場もその流れを色濃く反映した新古典主義様式で建てられました。
名前の由来|ベニート・フアレスにちなんだ劇場
「フアレス劇場」という名前は、メキシコの歴史的英雄であるベニート・フアレスに由来しています。彼はメキシコ初の先住民出身の大統領であり、現在でも「国民的英雄」として尊敬されている人物です。
その名を冠するこの劇場は、まさにメキシコの誇りとも言える存在です。
建築の見どころ|外観から内装まで圧巻の美しさ
外観:ギリシャ神殿のような荘厳さ
正面には巨大なドーリア式の柱が並び、その上にはギリシャ神話のミューズ(芸術の女神)像が8体配置されています。

ロビー:光が降り注ぐガラス天井
エントランスを抜けると、12本の石柱が並ぶロビーが広がります。天井は鉄とガラスで構成されており、日中は自然光が優しく差し込みます。

内装:イスラム様式が融合した「ネオ・ムデハル様式」
劇場内部に入ると、外観の硬派な印象とは一変し、驚くほど色彩豊かな空間が広がります。
- 星型のシャンデリア: 天井中央で輝く星型の照明は劇場のシンボル。
- ネオ・ムデハル様式: 赤、金、青を多用した幾何学的な装飾は、スペインの影響を受けたイスラム風の様式です。
- 客席の階層: 5階建ての馬蹄形をした客席は、どこから見ても絵画のような美しさです。



実は中まで見学できる!館内ツアーの魅力
フアレス劇場は公演がない日中、観光客向けに一般公開されています。特に注目すべきは、当時の貴族たちが幕間に過ごした「サロン(休憩室)」です。
豪華な休憩室(サロン)
このサロンには、当時のフランス製家具や大きな鏡、ブロンズ像が置かれており、当時の上流階級の優雅な社交風景が目に浮かぶようです。


鑑賞・見学方法|観光客でも気軽に入れる
普段の演目
現在でも現役の劇場として、クラシック音楽、オペラ、バレエ、演劇などが行われています。特に毎年10月に開催される**「セルバンティーノ国際芸術祭」**のメイン会場としても有名です。
見学のポイント
- 入場料: 約60ペソ前後(撮影料が別途かかる場合があります)
- 所要時間: 30分〜1時間
- 注意点: 公演やリハーサルがある時間は見学できないため、午前中〜昼過ぎに訪れるのがスムーズです。
まとめ|グアナファトで最も“非日常”を感じる場所
フアレス劇場は、歴史、建築美、文化体験のすべてが揃ったグアナファト屈指のスポットです。外観だけを見て満足するのはあまりにももったいない!ぜひ一歩足を踏み入れて、メキシコが誇る最高峰の芸術空間を体感してみてください。
基本情報まとめ
| 項目 | 内容 |
| 名称 | フアレス劇場 (Teatro Juárez) |
| 場所 | グアナファト中心部(ラ・パス広場近く) |
| 営業時間 | 火~日 11:00〜15:00 (月曜定休・公演により変動する) |
| 入場料 | 約60ペソ(撮影許可証を含めると変動あり) |
| 見どころ | 星型シャンデリア、ネオ・ムデハル様式の装飾、豪華なサロン |







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