カンクンまで来たなら、ぜひ足を延ばしてほしい場所があります。
それが、カリブ海に浮かぶ小さな島、**イスラ・ムヘーレス(Isla Mujeres)**です。
真っ白な砂浜と、思わず立ち止まってしまうほど美しいターコイズブルーの海。おしゃれなレストランやショップが集まるダウンタウン。さらに南へ行けば、ゴルフカートで海岸線を走りながら、島の自然を満喫することもできます。
今回は実際にイスラ・ムヘーレスを訪れた体験をもとに、カンクンからの行き方、ダウンタウンの歩き方、ゴルフカートでの島巡り、南部の見どころまで詳しく紹介します。

イスラ・ムヘーレスとは?
イスラ・ムヘーレスは、メキシコ・キンタナ・ロー州にあるカリブ海の島です。
2015年に「Pueblo Mágico(プエブロ・マヒコ)」にも登録され、マヤ文明との歴史的なつながりも深く、現在では美しいビーチやサンゴ礁、海底美術館などを目当てに多くの観光客が訪れます。
島は細長い形をしていて、南北に伸びています。
そのため、観光のイメージとしては大きく、
- 北部:ダウンタウン、プラヤ・ノルテなど
- 中央部:住宅地、レストラン、観光施設など
- 南部:ガラフォン、プンタ・スルなど
というように考えると分かりやすいでしょう。

カンクンからイスラ・ムヘーレスへの行き方
カンクンからイスラ・ムヘーレス島へは、高速フェリー「ウルトラマール(Ultramar)」を利用するのが一般的です。
フェリー乗り場はどこ?
カンクン側の乗り場はいくつかあります。
- ホテルゾーンの港: Playa Tortugas、Playa Langosta、Playa Caracolなど。宿泊先によっては便利ですが、プエルト・フアレス発より運賃が少し高く設定されている場合があります。
- プエルト・フアレス(Puerto Juárez):ダウンタウンの北に位置し、便数が最も多いメインの港です。地元の人も多く利用します。
フェリーの所要時間はおよそ20分で、プエルト・フアレス~イスラ・ムヘーレス間の大人料金は、
片道290ペソ、往復580ペソ(※料金は2026/8時点)となっています。
料金は変更される可能性があるので、旅行前に公式サイトで確認するのがおすすめです。

フェリーから見るカリブ海が最高!
ウルトラマールのフェリーは大型で快適です。
1階の涼しいの室内席も良いですが、天気が良ければぜひ2階のデッキ席へ。カリブ海の潮風を感じながら、徐々に近づく島の景色を楽しめます。
カリブ海の鮮やかなブルーは思わず見入ってしまうほどの美しさです。


メインフェリーターミナル。ここからカンクンの高速フェリーが出発。

音楽の演奏が行われることもある。

カリブ海の鮮やかなブルーで、カンクンにきたことを実感できる。

フェリー1階の室内席。ここから見るカリブ海の景色も美しい。

イスラ・ムヘーレス島のフェリーターミナルに到着。島での冒険の始まり。
イスラ・ムヘーレスに到着!まずはダウンタウンへ
フェリーが到着するのは、イスラ・ムヘーレスのダウンタウンに近いエリア。ここから徒歩でさまざまな観光スポットへアクセスできます。
特に有名なのが、島北部にあるPlaya Norte(プラヤ・ノルテ)。
ダウンタウンから歩いてアクセスできるので、日帰り旅行なら、
フェリー到着 → ダウンタウン散策 → プラヤ・ノルテ → ランチ → 南部観光
という流れもおすすめ。
ダウンタウン周辺にはホテル、レストラン、カフェ、ショップなどが集まっているため、南部まで行かなくても十分にイスラ・ムヘーレスらしい時間を楽しめます。


真っ白な砂浜と透明度の高い海が広がる、イスラ・ムヘーレスを代表するビーチ。
ダウンタウンは「食べ歩き&お土産探し」が王道
イスラ・ムヘーレスのダウンタウンを歩いていると、カラフルな建物やショップが目に入ってきます。
観光客向けのレストランも非常に多く、シーフードやタコスなど、メキシコらしい料理を楽しむことができ、お土産ショップも充実しています。
「何か特別な観光地に行かなければ」と考えなくても、ダウンタウンをぶらぶら歩くだけで十分楽しいのがこの小さな島の魅力です。


ダウンタウンのレストランは多種多様。自分の好みに合わせてチョイスしてみよう。

お土産ショップも充実。日本へのお土産選びにもピッタリ。

島のお土産店は、都会にはない「おおらかな雰囲気」がある。

ビーチでドリンクを飲んで休憩するのも楽しい。
海底美術館やシュノーケリングも人気
イスラ・ムヘーレスでは、ビーチだけではなくマリンアクティビティも充実しています。
特に有名なのが、MUSA(Museo Subacuático de Arte)海底美術館。
海の中に設置された彫刻作品をシュノーケリングやダイビングなどで鑑賞するという、イスラ・ムヘーレスならではの観光スポットです。
ただし、ここで注意したいのが予約のタイミング。
ツアーによっては当日の午前中には受付が締め切られてしまうこともあるため、絶対に参加したいアクティビティがあるなら、現地に着いてから探すのではなく事前予約しておくのが無難です。

海底美術館の彫刻作品。海の中で見るアートはここならではの体験。

シュノーケリングやダイビングなどのデイツアーも多数ある。事前予約が安心。
島の南部へ行くならゴルフカートがおすすめ
「せっかくイスラ・ムヘーレスまで来たなら島を一周してみたい」
という人には、ゴルフカートがおすすめです。
イスラ・ムヘーレス島は南北に約7kmと歩くには広いため、ゴルフカートで走ると、ダウンタウンとは違った島の表情を見ることができます。

カートレンタルの流れと最新料金事情
今回、ゴルフカートを借りたのは、ダウンタウン周辺にあるRentadora Caribe(レンタドーラ・カリベ)。
数あるレンタルショップの中からここを選んだ理由は、他のお店より料金が安かったからです。
- 手続き:運転免許証は不要ですが、パスポートを預ける必要があったので、この点は注意してください。
- 料金:以前より値上がり傾向にあり、現在は1日(約8時間)で90〜110ドル(USドル)以上が相場です(季節や店によります)。
- 注意点: 11月〜4月のハイシーズンは、カートがすべて出払ってしまうこともあります。島に到着したら、まずはカートを確保するのが賢明です。
英語も通じたので、スペイン語に自信がない人でも比較的利用しやすいと思います。

実際に使用したレンタルショップ。余裕があれば、複数の店舗を比べてみるのも良い。

島内観光の相棒、ゴルフカート。簡単にレンタル可能。
イスラ・ムヘーレス島の見どころを巡る!
1. 圧巻のカリブ海ブルー!プンタ・スール(島の南端)
まずは、島の最南端にあるプンタ・スールへ。ここは、カリブ海に突き出た岬で、荒々しくも美しい絶景が広がっています。
このエリアには、マヤ文明の豊穣の女神「イシェル」を祀る神殿跡や、巨大なイグアナの像、モダンな彫刻が並ぶ遊歩道があります。


レストランやカフェで休憩することもできる。
2. ガラフォン・パークでアクティビティ
島の南部には**Garrafón Natural Reef Park(ガラフォン・パーク)**があります。
ここはイスラ・ムヘーレスを代表するレジャー施設のひとつ。
シュノーケリング、カヤック、ジップライン、プールなど、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。そして、ここに行くなら水着は必須。忘れずに準備しておきましょう。


美しい海の上をでジップラインで渡る。イスラ・ムへーレスでも特に人気のアトラクション。
3.島散策と穴場レストラン探し
ダウンタウン周辺を離れると、観光地というよりも、島で暮らす人々の生活が感じられるエリアも出てきます。こうした場所には、観光客向けの有名店とはまた違った、地元感のあるレストランもあります。
観光地の中心から少し離れるだけで、リーズナブルで美味しい店に出会えることもあります。


イスラ・ムヘーレスは「北と南」で楽しみ方が違う
ここまで紹介したように、イスラ・ムヘーレスは大きく分けて2つの楽しみ方があります。
北部・ダウンタウン周辺
- プラヤ・ノルテ
- レストラン
- カフェ
- お土産ショップ
- ホテル
- 街歩き
- ビーチ
南部
- ゴルフカートドライブ
- ガラフォン・パーク
- プンタ・スル
- 海岸線の景色
- ローカルなレストラン
- 自然や断崖
日帰りなら北部だけでも十分。
一方で、せっかくイスラ・ムヘーレスまで来たのだから島全体を見たいという人には、ゴルフカートで南部まで行くコースがおすすめです。
帰りのフェリーは要注意!
イスラ・ムヘーレスを満喫したら、再びUltramarでカンクンへ戻ります。
ここで一つ注意したいのが、カンクン側のフェリー乗り場です。
カンクンには、
- ダウンタウン側
- ホテルゾーン側
など複数の乗り場があります。
ダウンタウンゾーンのPuerto Juárezのほか、ホテルゾーンのPlaya TortugasやPlaya Caracolなどからイスラ・ムヘーレス行きの便が設定されています。
チケットを購入するときは、自分が戻りたいエリアのフェリーかどうかを必ず確認しておきましょう。

まとめ|イスラ・ムヘーレスはカンクンから気軽に行ける楽園
イスラ・ムヘーレスは、カンクンからわずか20分ほどで行けるにもかかわらず、雰囲気はかなり違います。
カンクンが大型ホテルやリゾートを中心とした観光地だとすれば、イスラ・ムヘーレスはもう少しコンパクトで、街を歩いたり、ビーチでのんびりしたり、ゴルフカートで島を走ったりする楽しさがあります。
特におすすめしたいのは、フェリーで到着してプラヤ・ノルテ周辺を歩くだけで終わらせず、ゴルフカートを借りて南部まで行ってみること。
カンクンに数日滞在するなら、ぜひ一日はイスラ・ムヘーレスに使ってみてください。
きっと「カンクンまで来たなら、ここにも来てよかった」と思えるはずです。








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