【プエブラ世界遺産】プエブラ大聖堂(カテドラル)完全ガイド|歴史・見どころ・昼夜で変わる絶景を徹底解説

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プエブラ大聖堂(Catedral de Puebla)とは?

プエブラ歴史地区のシンボルとして街の中心・ソカロ(Zócalo、中央広場)の東側に堂々と建つのが、プエブラ大聖堂(正式名称:Catedral Basílica de Puebla)です。

高さ約70m(正確には北塔69.18m、南塔約70m)を誇る2本の鐘楼はプエブラのランドマークであり、街のどこからでもその姿を見ることができます。

プエブラ歴史地区は1987年にユネスコ世界文化遺産へ登録されており、このカテドラルはその登録範囲を代表する建造物のひとつです。16世紀のスペイン人による計画都市の繁栄とカトリック教会の強大な権力を象徴する最重要建築として高く評価されています。

約300年にわたる壮大な建築の歴史

プエブラは1531年、スペイン人によって「天使たちの都市(Puebla de los Ángeles)」として計画的に建設された都市です。

人口の増加と都市の発展に伴い、1575年に現在の大聖堂の建設が始まりました。設計を手がけたのは、メキシコシティの大聖堂も設計したスペイン人建築家フランシスコ・ベセラ(Francisco Becerra)です。

しかし、この巨大な建築は一度に完成したわけではありません。

建設には莫大な資金と長い年月が必要となり、1649年にようやく内部が完成して礼拝が始まり、その後も17世紀後半から18世紀にかけて鐘楼や各種の礼拝堂が追加されていきました。

写真で巡る!プエブラ大聖堂の見どころ

見どころ① 高さ約70mの双塔とルネサンス調のファサード

プエブラを歩いていると、まず目に飛び込んでくるのが左右対称にそびえる2本の鐘楼です。

高さ約70mあり、植民地時代にはメキシコのみならずラテンアメリカ全域でも屈指の高さを誇りました。

見どころ② 荘厳な内部空間と幾何学模様の天井ドーム

外観も見事ですが、ぜひ時間をかけて見学したいのが内部です。一歩足を踏み入れると、高い天井へと続く巨大な身廊が広がり、自然光が差し込む神秘的な空間が迎えてくれます。

特に注目したいのが、天井のドーム構造(クーポラ)です。

ルネサンス様式の美しい格子模様が規則的に配置され、吸い込まれるような芸術性を誇っています。

見どころ③ 迫力のパイプオルガンと聖歌隊席

身廊の中央寄り、聖歌隊席の上部には、歴史ある巨大なパイプオルガンが鎮座しています。

重厚な木製フレームには繊細な彫刻や天使の像、金箔の装飾が施されており、単なる楽器を超えた彫刻芸術としての見応えがあります。

見どころ④ マヌエル・トルサ作・豪華な主祭壇

内部で最も目を引くのが主祭壇(Altar Mayor / Altar de los Reyes)です。

現在の主祭壇は、新古典主義の巨匠マヌエル・トルサによって作られたもので、繊細な彫刻や大理石、金色の装飾が施されています。歴代司教たちがこの場所でミサを執り執り行ってきました。

祭壇周辺は細かな装飾が非常におおく、近づいて見るほど職人技の素晴らしさを感じられます。

見どころ⑤ 美しい礼拝堂や芸術作品

カテドラル内部には身廊の両脇に複数の礼拝堂があり、それぞれ異なる祭壇や宗教画を見ることができます。

金箔がふんだんに使われたバロック様式の細やかな彫刻(レタブロ)や、重厚な木製の彫刻ドアなど、プエブラの職人技が集結しています。

昼と夜でまったく違う表情を見せるカテドラル

今回訪れて特に印象的だったのは、昼と夜でまったく違う雰囲気を楽しめたことです。

夜の魅力

夜になるとライトアップされ、昼間とは別の建物のような幻想的な姿になります。

温かみのある照明によって石造りの陰影が際立ち、双塔が夜空に浮かび上がる様子はまさに絶景。教会内のベンチに座ってゆっくり眺めるだけでも、プエブラらしい贅沢な時間を過ごせます。

写真好きなら、昼と夜の両方を撮影することを強くおすすめします。

まとめ

項目内容
名称プエブラ大聖堂(Catedral Basílica de Puebla)
所在地C. 16 de Septiembre s/n, Centro histórico de Puebla, 72000 Heroica Puebla de Zaragoza, Pue., メキシコ
世界遺産プエブラ歴史地区の構成資産(1987年登録)
建設期間建設開始 1575年〜1649年(内部完成)、鐘楼等は17〜18世紀にかけて完成
おすすめ時間昼は建築鑑賞、夜はライトアップ撮影
見学時間の目安30〜60分
アクセスプエブラ・ソカロから徒歩すぐ。

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