メキシコシティで「美味しいタコスを食べたい」と聞けば、必ず名前が挙がる人気店のひとつが「Taquería Orinoco(オリノコ)」です。
観光客だけでなく地元のメキシコ人からも絶大な支持を集めており、週末や夕食時には長い行列ができることも珍しくありません。
今回は実際にコンデサ店を訪問し、お店の看板である3種類のお肉(3 Proteins)を使ったタコスを実食してきました。巨大なトロンポ(パストール用の肉塊)や名物ポテトなど、Orinocoならではの魅力を写真とともに詳しく紹介します。
Taquería Orinoco(タケリア・オリノコ)とは?
Taquería Orinocoは、メキシコ北部の工業都市モンテレイで誕生した人気タケリアチェーンです。創業当初から「シンプルだけど圧倒的に美味しいタコス」をコンセプトに掲げ、北部メキシコらしい肉料理を中心に提供してきました。
店内は昔ながらのアメリカンダイナーのようなレトロな雰囲気。赤と白を基調としたデザインが特徴的で、どの店舗も活気にあふれています。

Orinoco最大の見どころ!巨大なトロンポ
店内に入るとまず目に飛び込んでくるのが、厨房に鎮座する巨大なトロンポ(パストール用の肉塊)です。
巨大な肉の塊が回転しながらじっくり焼かれており、その迫力は圧巻。一般的なパストールよりもかなり大きく、Orinocoの人気ぶりを物語っています。焼き上がった表面を職人が薄く削ぎ落としてタコスにしていく様子は、見ているだけでも楽しいです。

厨房の奥でじっくりと回転しながら焼かれる、お店のシンボルとも言える巨大なトロンポ。
注文の流れとシステム
初めて訪れる人が戸惑いやすいのが注文システムです。Orinoco(オリノコ)では、以下の流れでスムーズに注文・着席ができます。
- レジ(CAJA)で先に注文・会計を済ませる
入店したらまずは入口のレジで注文します。支払い方法は現金のほか、クレジットカードが利用可能です。 - 番号札を受け取って席に着く
会計時に数字の書かれた赤い三角錐の番号札を渡されるので、それを持って空いている席に着きます。 - 料理が運ばれてくる
店員さんが番号札を目印に、出来立てのタコスをテーブルまで運んでくれます。席に着いた後でも追加注文は可能です。

上部に大きな電光掲示板メニューが掲げられた、入口付近の「CAJA(レジ)」。
看板である3種のお肉「3 PROTEINS」を徹底解説
Orinocoのメニューの核となるのが、看板に掲げられた「3 PROTEINS(3種類のプロテイン)」、すなわちTROMPO(パストール)、RES(牛肉)、CHICHARRÓN(チチャロン)です。
今回は、この3種類のお肉を単品タコス(”SUELTOS”)などで注文し、贅沢に食べ比べをしてみました!
ワンプレートには、お肉だけでなく、付け合わせとして名物のポテト(3個)、パイナップル、グリルオニオン(焼き玉ねぎ)、ピクルスオニオン(紫玉ねぎの酢漬け)、アボカドなどが豪快に添えられています。

① TROMPO(トロンポ)
香辛料でマリネした豚肉を縦型グリルで焼き上げた、いわゆる「パストール」です。タコスには玉ねぎ、パクチー、そしてパイナップル(Piña)が合わさります。お肉の香ばしさとジューシーさにパイナップルの甘みが加わり、抜群の相性です。

ジューシーなTROMPO(パストール)に、甘酸っぱいパイナップルを乗せていただく。
② RES(レス)
こちらは牛肉を使ったタコスです。トッピングには玉ねぎやパクチーに加え、メキシコの新鮮な白チーズ「クエソ・フレスコ(Queso Fresco)」が贅沢に乗っています。肉の旨味をダイレクトに感じられ、非常に満足感の高い一枚です。

柔らかい牛肉に、フレッシュなパクチー、玉ねぎ、そして白いクエソ・フレスコ(チーズ)が絶妙にマッチするRES。
③ CHICHARRÓN(チチャロン)
北部メキシコスタイル(Norteño Style)の、肉部分を多く残してカリッと揚げた豚皮・豚肉です。アボカド、紫玉ねぎのピクルス、フリホレス(豆のペースト)、トトポスが添えられています。
濃厚で凝縮された豚の旨味が、酸味のあるピクルスオニオンやクリーミーなアボカドと合わさることで、意外にも重すぎずペロリと食べられます。

北部スタイルで肉厚なCHICHARRÓN。アボカドやピクルスオニオンをたっぷり乗せて。
隠れた主役!Orinoco名物のポテト
Orinocoで絶対に外せない隠れ名物が、プレート上部にゴロゴロと乗っているポテト「Papas Orinoco」です。
これはメキシコの「ガレアナ(Galeana)」と呼ばれる小さなジャガイモを特製のスパイスで調理して潰し、揚げたもの。外はカリッとクリスピー、中はホクホクとした食感で、肉料理の合間のつまみに最高です。

3つ以上のタコスを注文すると、ポテトが無料で提供される。病みつきのおいしさ。
自分好みに味変!5種類のサルサ
テーブル(またはトレイ)には、ガラス瓶に入った5種類の異なるサルサと、たっぷりのライム(Limón)が用意されます。
定番のマイルドな緑のサルサから、ピリッと辛い赤いサルサ、ハバネロ系、そしてお肉をまろやかに包むクリーミーなサルサまで揃っており、自分好みの辛さと風味にタコスをカスタマイズできます。

テーブルに届く5種類のカラフルなサルサと、小鉢にたっぷり入ったフレッシュなライム。
ドリンクは定番の「アグア・フレスカ」
ドリンクでおすすめなのが、1リットルの大容量で提供されるAgua Fresca(アグア・フレスカ)です。
特にOrinocoのアグア・フレスカは、メキシコ定番のハイビスカス(ハマイカ)にグアバ(Guava)がブレンドされているのが特徴。甘酸っぱくフルーティーで爽やかな味わいは、ジューシーで脂ののった肉料理の後味をすっきりとさせてくれます。

メニュー裏面のドリンク・スイーツ欄。「AGUA FRESCA (1 Lt.)」は65ペソ。
タコス以外の人気メニュー
Orinocoでは、シンプルな1枚ずつのタコス(”SUELTOS”)以外にも、ボリューム満点のメニューが豊富です。
- COSTRA(コストラ):タコスとほぼ同じ具材を、香ばしく焼いたカリカリのグリルチーズ(Grilled Cheese)で包んだもの。
- ESPECIALES(エスペシアレス):アサデロチーズ、トトポス、玉ねぎ、パクチー、アボカドが入った120gの大型タコス。
- GRINGA(グリンガ):TROMPO(豚肉)を使用
- PIRATA(ピラタ):BEEF(牛肉)を使用
- CAMPECHANA(カンペチャーナ):BEEF & TROMPO(牛・豚ミックス)を使用
- NORTEÑA(ノルテーニャ):CHICHARRÓN(チチャロン)を使用
お腹に余裕がある方や、チーズが大好きな方はぜひこちらの大型メニューにも挑戦してみてください!

Taquería Orinoco(コンデサ店)基本情報
| 項目 | 内容 |
| 店名 | Taquería Orinoco Condesa (タケリア・オリノコ コンデサ店) |
| 住所 | Av. Yucatán 3, Hipódromo, Cuauhtémoc, 06100 Ciudad de México, CDMX |
| 営業時間 | 13:00〜翌5:00(曜日により変更の可能性あり) |
| 支払い | 現金・クレジットカード可(VISA, MASTER, AMEX) |
| アクセス | メトロバス1号線「Sonora(ソノラ)駅」から徒歩約7~10分(Yucatán通り沿い) |







コメント